この文書は読取専用です。文書のソースを閲覧することは可能ですが、変更はできません。もし変更したい場合は管理者に連絡してください。 ====== ピッチの編集 ====== ピッチ曲線を描く、掴んで動かす、一括で加工する方法。 表示の切り替えで「ピッチ」を ON にすると、波形の下にピッチパネルが表示され、声の高さが線で表される(音名の目盛り付き)。境界をドラッグすると高さを変更できる。 描いたピッチを音声に反映するときの音質は、加工の欄で選んでいる処理方式で変わる。方式の選び方は [[processing#処理方式から選択|処理方式]] を参照。 ===== ペンで描く ===== ペンのボタンを ON にしてピッチパネルをドラッグすると、目標のピッチを青い線で描ける。 {{https://raw.githubusercontent.com/PTOM76/wevocalsynth/main/docs/images/pitch.png?800|ピッチパネルのみを表示し、2つ目のフレーズのピッチを描き直したところ。ツールバーにピッチの編集ツールが並ぶ}} ^ 操作 ^ 動作 ^ | ドラッグ | 描く | | Shift + ドラッグ | 半音に合わせて描く | | Alt + ドラッグ | 削除する | ===== 掴んで移動する ===== 掴む(矢印)のボタンを ON にすると、ピッチの線を掴んで上下にドラッグできる。線の上にカーソルを合わせると、手の形に変わる。結果は青い線で表示されるため、確認してから「適用」する。 ^ 操作 ^ 動作 ^ | 選択範囲内の線をドラッグ | その範囲のピッチを一括で上下に移動する | | 選択範囲外の線をドラッグ | 線が途切れる箇所(声のない箇所)までの一続きを上下に移動する | | Shift + ドラッグ | 半音刻みで移動する | ペンと掴むは、どちらか一方のみが ON になる。 ===== 一括で加工する ===== ツールバーのボタンで、選択範囲(なければ全体)のピッチを一括で加工できる。結果は青い線で表示されるため、確認してから「適用」する。 ^ ボタン ^ 動作 ^ | ↑ / ↓ | 半音上げる/下げる | | 平らにする | 揺れ(ビブラート)を平滑化して取り除く。「設定」→「処理」→「ピッチ解析」の「「平らにする」の強さ」を下げると、元の揺れを少し残す(機械的すぎない程度に整える) | | 音階に揃える… | 指定した音(C4 など)や、最寄りの半音に揃える。既定は指定した音 | | ビブラート… | 深さと速さを指定して、揺れを加える | | MIDI の音程を当てはめる… | MIDI ファイルのメロディの音程に合わせる | | 🎧(試聴) | 適用する前に、線を描いた部分を加工して再生する | | 適用 / 🗑 | 音に反映する / 線を削除する | ビブラートの速さには、プロジェクトの BPM に合わせた値が初期値として入力される。 「音階に揃える」の「揺れ(ビブラートなど)を残す」は、既定では OFF(揺れも含めて揃える)。ON にすると、音ごとの中心の高さだけを揃え、揺れは元のまま残す。 「音階に揃える」の「揃えるまでの時間」では、音の開始から何ミリ秒かけて揃えるかを設定する。0 では即座に揃い、機械的な声になる。数十ミリ秒にすると、音の開始部分のしゃくりが残り、自然な声になる。 「表示」→「音符」を ON にすると、ピッチパネルに音ごとの高さ(最寄りの半音)が横棒で表示される。音程に揃えた結果の確認に使用する。「表示」→「ピッチの線」と組み合わせて、線のみ/音符のみ/両方を選択できる。 「表示」→「ピッチを波形に重ねる」を ON にすると、ピッチパネルを別の帯に分けず、波形の上に重ねて表示する(波形とピッチの両方を表示しているとき)。波形は薄く表示される。ペンや掴むモードの操作は、波形の上でそのまま行える。 掴むモードで音符を掴むと、その音(声が途切れるか、1 半音以上変化するまで)を編集できる。 ^ 操作 ^ 動作 ^ | 音符を上下にドラッグ | 半音刻みで音程を変更する | | 音符を左右にドラッグ | 音の位置を移動する | | 音符の端をドラッグ | 音を伸縮する | 位置と長さを変更すると、即座に音声を伸縮する。隣の無音部分(短い場合は隣の音)が伸縮し、その他の音の位置と全体の長さは変わらない。 端を隣の音の上まで伸ばすと、伸縮は行わず、重なった部分のピッチを掴んだ音の高さで上書きする(結果は青い線で表示されるため、確認してから「適用」する)。 ピッチパネルを選択した状態では、切り取り/コピー/貼り付け(Ctrl+X / C / V)がピッチの線に対して機能する。範囲を選択してコピーし、再生位置に貼り付けると、同じ節回しを別の箇所に使用できる(結果は青い線で表示される)。 ==== 「MIDI の音程を当てはめる」の設定項目 ==== ^ 項目 ^ 内容 ^ | MIDI ファイル | 当てはめるメロディのファイル | | トラック | MIDI 内で使用するトラック | | 開始位置 | MIDI の 1 音目を合わせる音声上の位置(秒) | | テンポ | MIDI のテンポを使用するか、プロジェクトの BPM に合わせるか | | 移調 | MIDI の音程を半音単位で移動する | | 揺れを残す/強さ | 元の歌い方の揺れをどの程度残すか | ===== ピッチが正しく検出されないとき ===== 範囲を選択して右クリックし、「選択範囲のピッチを強制表示」で声のない箇所にもピッチを表示できる(前後の高さから補間する)。誤って検出されたピッチは「強制非表示」で削除できる。