試験的機能
開発中の機能の使い方。
開発中の機能。「設定」→「開発者向け」→「試験的機能」で ON にすると使用できる。結果の品質や動作は、今後変わる場合がある。
| 機能 | 設定の項目 | 内容 |
|---|---|---|
| 試験的な処理方式 | 試験的な処理方式を使用する | 加工の欄の「…」の処理方式に Specraw が表示される。ピッチや長さを何度も変更しても劣化しにくいことを目指している |
| 和音を分ける | 「和音を分ける」を表示する | 2 つの声が重なった音を、2 本のトラックに分ける |
| 声から五十音を作る | 声から五十音を作る(試験的) | 1 つの母音の声から、ほかの母音を作る |
| GPUでの並列処理 | GPUでの並列処理を有効にする | 長い音のピッチ変更を区間に分けて、同時に処理する |
和音を分ける
「ツール」または右クリックの「ボーカル抽出」に、次の 2 つが表示される。選択範囲があればその範囲だけ、なければ全体を分ける。
| 項目 | 分け方 |
|---|---|
| 和音を高い方と低い方に分ける | 音の高さで分ける。ハモリを主旋律から分けるときなど |
| 和音を大きい方と小さい方に分ける | 音の大きさで分ける |
- 2 つの声の単純な和音に向いている。3 つ以上の声や、伴奏を含む曲はうまく分けられない
- 分けたあとは、それぞれのトラックでピッチなどを加工できる
声から五十音を作る
「ツール」→「母音からあいうえおを作る」で、元にする母音(「あ」の声から、など)を選ぶ。選択範囲(なければ全体)の声を元に、「あいうえお」を並べた新しいトラック(「名前(あいうえお)」)を作る。
- 声の質はそのままで、響き(フォルマント)だけを変えて別の母音にする
- 「設定」→「開発者向け」→「試験的機能」→「響きを変える強さ」(50〜100%)を弱めると、母音らしさは減るが、元の声質が残る
GPUでの並列処理
20 秒以上の音のピッチ変更を、10 秒ずつの区間に分けて、複数のコアで同時に処理する。長い曲のピッチを変更するときに速くなる。
- 区間の境目は波形の位相を合わせてつなぐ。区間ごとに最大 5ms ずれる
- ピッチ曲線の編集と、テンポに合わせた伸縮には使用されない