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加工

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加工

選択範囲のピッチ、長さ、声質の加工と、処理方式の選び方。

項目 内容
処理モード 「ボーカル」は声など単音向け、「楽器」は和音や打楽器向け
プリセット 「選ぶ…」から、保存した加工の設定(ピッチ、長さ、フォルマント、処理方式)を呼び出す。「今の設定を保存…」で名前を付けて保存し、「削除」で消す。同じ設定で多くの素材を加工するときに使う
ピッチ 半音単位で上げ下げする(小数も可)
長さ 倍率で伸縮する(ピッチは変わらない)。×0.5〜×4 のボタンでも選択できる
拍数 拍数を入力して「合わせる」をクリックすると、範囲がその拍数の長さ(プロジェクトの BPM で計算)になる倍率が「長さ」に入力される。対象は最後に選択した範囲(なければ全体)
フォルマント 「保持」で声質を保つ。「高さ」で声質のみを変更する
  • 処理モードは、ファイルを開いたときに自動で判定される。「…」から詳細な処理方式も選択できる
  • 「ボーカル」「楽器」で使用する処理方式は、「設定」→「処理」で変更できる(初期値はボーカル=Vesola、楽器=Phasera)
  • ピッチの下には、範囲の現在の音程と変更後の音名が表示される。磁石のボタンで、変更後の音程を最寄りの音名に合わせる

加工の欄の下部のボタン:

ボタン 動作
試聴 加工後の音を再生する(20 秒以内の範囲)
ループ 範囲を繰り返し再生する。スライダーを操作すると、即座に音に反映される(簡易的な音質)。再生位置の線が移動し、範囲内をクリックするとその位置へ移る。編集中のトラックのみが再生され、メーターやフェーダーは機能しない
↺(リセット) ピッチ/長さ/フォルマントの値を初期値に戻す
適用 選択範囲(なければ全体)に加工を反映する

処理方式(「…」から選択)

処理方式は、長さの変更だけでなくピッチの変更の音質にも影響する。改良版がある従来の方式(Legacy Solis、Legacy Pisol、Legacy Wevia)は、「設定」→「処理」→「従来の処理方式も表示する」を ON にしたときだけ表示される。

処理方式の一覧

素材ごとの選択の目安

判断に迷う場合は、まず「ボーカル」「楽器」のボタン(既定の方式)で試し、気になる点があれば次の表から選び直す。音の印象は素材によって異なるため、試聴で聴き比べるのが確実である。

素材 推奨 次の候補
歌声、話し声(声のみ) Vesola Solis(元の声らしさを残したいとき)
子音の多い話し声、早口 Wevia Solis
単音の楽器(笛、ベースなど) Solis Phasera
和音の楽器、パッド、ストリングス(打楽器なし) Phasera Phasera v2
ピアノ、ギター(立ち上がりのある和音) Phasera v2 Phasera
ドラムを含む曲、伴奏 HPSS Phasera v2
ドラム、打楽器のみ Phasera v2 HPSS
ボーカルを含む曲(ミックス) Phasera HPSS
気になる点 対処
声がかすれる/ざらつく Vesola か Pisol にする
音がにじむ/こもる/浴室のように響く 声なら Solis、楽器なら Phasera v2 か HPSS にする
ドラムがぼやける/二重に聞こえる Phasera v2 か HPSS にする
伸ばした和音が一瞬途切れる Phasera にする(Phasera v2 は立ち上がりで位相をリセットするため)
声がブザーのように聞こえる Pisol をやめて Solis にする
声を大きく伸ばすと荒れる/ガサガサする Solis にする
処理に時間がかかる HPSS 以外にする(その他の方式の 2〜3 倍かかる)